初心者が手を出すべきでない日本株の特徴5選

初心者が手を出すべきでない日本株の特徴5選

業績が不安定な新興企業株

日本株市場には、急成長を目指す新興企業が多数上場していますが、これらの企業は売上や利益の変動が大きく、経営基盤がまだ脆弱な場合が多いです。新しいビジネスモデルや話題性で一時的に株価が急騰することもありますが、その後の業績悪化や資金繰りの問題で株価が急落するリスクも高いです。初心者はこうした値動きの激しい銘柄に振り回されやすく、冷静な判断が難しくなりがちです。

一時的な話題や流行に乗ったテーマ株

特定の社会現象やニュース、流行に乗じて短期間で注目されるテーマ株は、短期的に株価が急上昇することがあります。しかし、話題が一巡すると急速に株価が下落するケースが多く、長期的な成長や安定した業績が伴っていない場合がほとんどです。初心者は話題性に惹かれて手を出しがちですが、持続的な投資価値を見極めるのが難しいため、慎重な判断が求められます。

財務が脆弱な企業

自己資本比率が低かったり、過剰な借入金を抱えていたりする財務基盤の弱い企業は、景気後退や金利上昇など外部環境の変化に対して脆弱です。こうした企業は経営危機に陥るリスクが高く、最悪の場合は上場廃止や倒産に至ることもあります。財務諸表を読み解く力が未熟な初心者は、こうしたリスクを見逃しやすいため注意が必要です。

株主優待や高配当だけを強調する銘柄

日本株市場では株主優待や高配当を売りにする企業が多く、初心者にとって魅力的に映ります。しかし、優待や配当を維持するために無理な経営を続けている企業や、業績が伴わず将来的に減配・優待廃止となる企業も少なくありません。安易に利回りや優待内容だけで銘柄選びをすると、長期的な資産形成に失敗するリスクがあります。

売買高が極端に少ない小型株

市場での売買があまり活発でない小型株は、流動性が低いため、思い通りの価格で売買できないことが多いです。急な価格変動や、売りたい時に売れないリスクも高まります。特に初心者は、こうした流動性リスクを見落としがちで、予期せぬ損失を被る可能性があります。

以上のような特徴を持つ日本株は、2025年6月時点でも初心者が安易に手を出すべきではありません。投資を始める際は、安定した業績や財務基盤を持つ企業を中心に選ぶことが、長期的な資産形成への第一歩となります。

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業績が不安定な新興企業株

概要

新興企業株は、成長性の高さが期待される一方で、業績が安定していないことが多いです。売上や利益が大きく変動しやすく、経営基盤が脆弱な場合が多いため、株価も非常に不安定です。初心者がこうした銘柄に投資すると、予想外の値動きに振り回されやすくなります。

具体例

例えば、バイオベンチャーやITスタートアップなど、設立から間もない企業が該当します。新製品やサービスが話題になり、一時的に株価が急騰することもありますが、開発の遅れや資金繰り悪化などで急落するケースも少なくありません。

回避策

新興企業株への投資を避けるには、上場から一定期間が経過し、業績が安定している企業や、過去数年にわたり黒字経営を続けている企業を選ぶことが有効です。決算書やIR資料を確認して、収益の安定性や財務の健全性を見極めることが重要です。

回避策のメリット

業績が安定している企業を選ぶことで、株価の大きな変動に巻き込まれるリスクを減らせます。長期的な資産形成に向いており、安心して保有を続けやすくなります。

難しいポイント

業績の安定性を判断するためには、決算書や財務諸表を読む力が必要です。初心者にとっては数字の意味や注目すべきポイントが分かりにくい場合があります。

難しいポイントの克服方法

投資本や証券会社のセミナー、インターネット上の解説記事などを活用して、決算書の読み方を学ぶことが大切です。最初はシンプルな指標(売上高、営業利益、自己資本比率など)から確認する習慣をつけましょう。

リスク

新興企業株は、業績悪化や資金調達難による株価急落、最悪の場合は上場廃止や倒産のリスクがあります。短期間で大きな損失を被る可能性が高いです。

リスクの管理方法

新興企業株への投資はポートフォリオのごく一部に留めるか、初心者は原則として手を出さないようにすることが有効です。どうしても投資したい場合は、少額から始めて分散投資を徹底しましょう。

投資家としてのアクションプラン

まずは安定した業績を持つ大型株や、実績のある企業から投資を始め、経験を積むことを優先しましょう。新興企業株に興味がある場合も、十分な知識と経験を身につけてから少額で挑戦するのが賢明です。

一時的な話題や流行に乗ったテーマ株

概要

社会的な話題や流行、ニュースによって一時的に注目されるテーマ株は、短期間で株価が大きく動く特徴があります。しかし、話題が一巡すると急速に株価が下落しやすく、長期的な成長や安定した業績が伴っていない場合が多いです。

具体例

AI関連や再生エネルギー、感染症対策など、時代ごとに注目されるテーマがあります。例えば、特定の技術や政策に関連する企業の株価が急騰することがありますが、ブームが去ると元の水準に戻ることがよくあります。

回避策

テーマ株に投資する際は、話題性だけでなく、企業の本業や業績、将来性をしっかりと調べることが大切です。話題の中心企業ではなく、安定した事業基盤を持つ企業を選ぶことでリスクを減らせます。

回避策のメリット

話題性だけに流されず本質を見極めることで、短期的な値動きに翻弄されずに済みます。長期的な成長が見込める企業に投資することで、安定したリターンを期待できます。

難しいポイント

どのテーマが一時的なブームなのか、どの企業が本当に実力を持っているのかを見極めるのは簡単ではありません。情報が錯綜しやすく、初心者は判断に迷いやすいです。

難しいポイントの克服方法

複数の情報源から企業や業界の動向を調べ、過去のテーマ株の値動きや失敗例も学ぶことが重要です。テーマ株に手を出す前に、業界の基本的な知識を身につけましょう。

リスク

ブームが去った後に株価が急落し、大きな損失を被るリスクがあります。情報に踊らされて高値掴みをしてしまう危険性も高いです。

リスクの管理方法

テーマ株への投資は、全資金の一部に限定し、分散投資を徹底することが有効です。また、一定の利益が出たら早めに利益確定するルールを設けるのもリスク管理の一つです。

投資家としてのアクションプラン

話題のテーマ株に投資する場合は、冷静に情報を分析し、必要以上に資金を投入しないようにしましょう。長期的な視点で企業の成長性を見極める習慣を身につけることが大切です。

財務が脆弱な企業

概要

財務が脆弱な企業とは、自己資本比率が低い、借入金が多い、キャッシュフローが安定していないなど、経営基盤が弱い企業を指します。外部環境の変化に弱く、経営危機に陥りやすい特徴があります。

具体例

赤字が続いている企業や、資金繰りのために頻繁に増資を行っている企業が該当します。また、設備投資やM&Aで過剰な負債を抱えている企業も注意が必要です。

回避策

投資前に財務諸表を確認し、自己資本比率や有利子負債比率、キャッシュフローの状況をチェックしましょう。財務が健全な企業を選ぶことが重要です。

回避策のメリット

財務が健全な企業は、景気の変動や一時的な業績悪化にも耐えやすく、安定した株価推移が期待できます。長期保有にも適しています。

難しいポイント

財務諸表の読み方や、どの指標に注目すべきかが分かりづらい場合があります。初心者は数字の意味を理解するのに苦労することが多いです。

難しいポイントの克服方法

投資の基礎本や、証券会社の無料セミナー、ネット上の解説記事などを活用して、財務指標の意味や見方を学びましょう。最初は主要な指標だけでも押さえておくと良いです。

リスク

財務が脆弱な企業は、景気悪化や金利上昇、突発的なトラブルで経営危機に陥るリスクが高いです。最悪の場合は倒産や上場廃止となり、投資資金を失う可能性があります。

リスクの管理方法

財務が健全な企業を選ぶことが基本です。どうしてもリスクの高い企業に投資する場合は、投資額を限定し、損切りルールを明確にしておきましょう。

投資家としてのアクションプラン

まずは財務が健全な企業を中心に投資先を選び、経験を積むことを優先しましょう。財務諸表の読み方を学び、必要に応じて専門家の意見も参考にすると良いです。

株主優待や高配当だけを強調する銘柄

概要

日本株市場では株主優待や高配当をアピールする企業が多く、初心者にとって魅力的に映ります。しかし、優待や配当を維持するために無理な経営を続けている企業や、業績が伴わず将来的に減配や優待廃止となる企業も少なくありません。

具体例

業績が悪化しているにもかかわらず、高い配当や豪華な優待を続けている企業が該当します。優待目当てで投資したものの、制度改悪や廃止で株価が急落するケースもあります。

回避策

優待や配当だけでなく、企業の業績や財務状況、成長性も総合的に判断しましょう。無理のない範囲で優待や配当を実施しているかを確認することが大切です。

回避策のメリット

優待や配当が長期的に安定して受け取れる企業を選べるため、安心して投資を続けられます。業績や財務が健全な企業は、株価も安定しやすいです。

難しいポイント

優待や配当の内容に目が奪われがちで、業績や財務のチェックが疎かになりやすいです。初心者は数字よりも優待内容を重視しがちです。

難しいポイントの克服方法

投資の際は、必ず業績や財務指標も確認する習慣をつけましょう。証券会社のスクリーニング機能や、ネット上の比較記事などを活用すると便利です。

リスク

業績悪化や経営方針の変更で、優待や配当が減額・廃止されるリスクがあります。株価も大きく下落する可能性があります。

リスクの管理方法

優待や配当だけでなく、企業の総合力を重視して投資先を選びましょう。複数銘柄に分散投資することで、個別リスクを軽減できます。

投資家としてのアクションプラン

優待や配当の内容に惑わされず、企業の業績や財務状況をしっかり確認して投資判断を行いましょう。長期的な視点で安定した企業を選ぶことが大切です。

売買高が極端に少ない小型株

概要

売買高が少ない小型株は、流動性が低く、思い通りの価格で売買できないことが多いです。急な価格変動や、売りたい時に売れないリスクも高まります。

具体例

地方市場に上場している企業や、時価総額が小さい企業が該当します。日々の取引量が少なく、板が薄い銘柄は、少しの売買で株価が大きく動くことがあります。

回避策

流動性の高い大型株や、売買高が安定している銘柄を選ぶことが有効です。取引量や板の状況を事前に確認してから投資しましょう。

回避策のメリット

流動性が高い銘柄は、希望する価格で売買しやすく、急な値動きにも対応しやすいです。安心して取引を行うことができます。

難しいポイント

どの程度の売買高があれば流動性が十分か、初心者には判断が難しい場合があります。また、話題性や値動きの大きさに惹かれて小型株に手を出しやすいです。

難しいポイントの克服方法

証券会社の取引画面や、株価情報サイトで売買高や板の状況を確認する習慣をつけましょう。最初は東証プライム上場の銘柄など、流動性が高いものから始めると安心です。

リスク

流動性が低いと、売りたい時に売れなかったり、思わぬ安値で売却することになったりするリスクがあります。急な値動きで大きな損失を被る可能性も高いです。

リスクの管理方法

流動性の高い銘柄を中心に投資し、どうしても小型株に投資する場合は少額にとどめましょう。損切りルールを徹底することも重要です。

投資家としてのアクションプラン

まずは流動性が高い銘柄を選び、取引に慣れてから徐々に投資対象を広げていきましょう。売買高や板の状況を常にチェックする習慣を身につけることが大切です。

参考ページ:【2025年最新】日本株初心者が失敗しない始め方ガイド|日本株が好き。

株式投資 日本株の初心者向け話題と解説

あとがき

初心者が手を出すべきでない日本株の特徴を振り返って

投資を始めたころは、どの銘柄が自分に合っているのか、どこに注意すべきか分からず、迷うことが多かったです。特に業績が不安定な新興企業株や一時的な話題に乗ったテーマ株は、値動きが大きく、思わぬ損失を経験しました。自分なりに調べて選んだつもりでも、予想外の急落に戸惑い、冷静な判断ができなかったことを今でもよく覚えています。

リスクを実感した経験

業績の安定性や財務の健全性を見極めることの難しさは、実際に投資をしてみて初めて実感しました。数字や指標は知識として学んでも、実際の相場では感情が先走り、冷静な判断ができなくなることがありました。特に新興企業株では、将来性に期待して投資したものの、わずかな悪材料で株価が大きく下がり、損切りのタイミングを逃してしまったこともありました。

優待や高配当銘柄への過信

株主優待や高配当をうたい文句にしている銘柄にも惹かれましたが、業績が伴っていない企業を選んでしまい、優待や配当が減額・廃止されて株価が急落した経験があります。優待や配当だけに目を奪われてしまい、企業の本質的な価値や経営の安定性を見落としていたことを反省しています。

流動性の低い小型株の難しさ

売買高が少ない小型株に投資した際は、思うように売買が成立せず、急な値動きに対応できなかったこともありました。板が薄い銘柄は、少しの売買で大きく価格が動くため、損失が拡大しやすいことを身をもって学びました。流動性の重要性を軽視していたことが、結果的にリスクを高めてしまったと感じています。

失敗から学んだこと

これまでの投資経験を通じて、情報収集やリスク管理の大切さを痛感しました。特に初心者の方は、話題性や利回りだけでなく、企業の業績や財務状況、流動性など多角的に銘柄を評価する必要があると感じました。短期間で大きな利益を狙うよりも、長期的な視点で安定した企業を選ぶことが、結果的に損失を抑えることにつながると考えています。

反省すべき点

自分の判断に自信を持ちすぎて、分散投資を怠ったり、損切りのルールを守らなかったりしたことも反省点です。損失が出たときに感情的になり、冷静な判断ができなくなることが多かったです。投資は計画的に進めることが大切だと、失敗を通して学びました。

注意すべきこと

今振り返ると、初心者の方が手を出すべきでない日本株には共通した特徴があると感じます。業績や財務が不安定な企業、一時的な話題で注目されているだけのテーマ株、優待や配当だけを強調する企業、流動性の低い小型株などは、リスクが高いことを実感しました。どの銘柄にもリスクはありますが、特にこうした特徴を持つ銘柄は、初心者の方が慎重に対応すべきだと思います。

まとめ

投資を続けていく中で、失敗や戸惑い、反省すべき点は数多くありましたが、それらを一つ一つ振り返ることで、少しずつ自分なりの投資スタイルを築くことができました。これから投資を始める初心者の方には、自分の経験を通じて感じたリスクや注意点を知ってもらい、より良い投資判断につなげてほしいと思います。投資は常に学びの連続であり、慎重さと冷静さを忘れずに取り組むことが大切だと感じています。

プロフィール

プロフィール

ハンドル名 : 山田西東京

【投資実績:元手30万円から資産6,000万円を達成】
東京都市部在住、40代の個人投資家です。サラリーマン時代に資産形成の重要性を痛感し、わずか30万円の種銭から独学で投資を開始。10年以上の試行錯誤を経てマーケットと向き合い続け、現在は株式投資一本で生活する「専業投資家」として活動しています。

投資スタイルと強み

私の運用の根幹は、一過性の流行に流されない「中長期の企業分析を軸にした堅実な運用」です。

  • 徹底したファンダメンタルズ分析:決算・財務・事業構造を重視。
  • マクロ視点の判断:景気サイクルや世界情勢の変化を踏まえた“現実的で再現性のある判断”を徹底。
  • 守りの資産管理:専業だからこそ、生活基盤を揺るがさないリスク管理を最優先しています。

このブログで発信していること

「家族を守るための投資」「無理なく続けられる投資」をテーマに、実務的で生活に根ざした投資知識を公開しています。

  • 個人投資家がつまずきやすいポイントの解説
  • 市場の変化をどう読み解き、どう動くべきか
  • 家計目線での厳格なリスク管理術
  • 実体験(30万から6,000万への過程)から学んだ「やってはいけない投資」

読者の皆さんが自分のペースで着実に資産形成を進められるよう、分かりやすく丁寧な情報発信を目指しています。

公式X(旧Twitter): @LqcaXd

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